こんにちは、半兵衛です。
以前、兼業を前提としたトレード手法の改善記事を書きました。
すでに手法はご紹介しましたが、今回は細かいトレードルールも含めて完全公開という形でまとめました。
もし兼業でFXを始めたばかりの方は、ぜひ試してみて下さい。
ここでご紹介するトレード手法に関しては、今後、過去検証の結果とトレードルールを改善していく過程をリアルタイムで公開していきます。
この記事はこんな方にオススメ!
- FXを始めたばかりで、トレード手法が決まっていない
- FXを始めたけど、兼業の壁にぶち当たっている方
- 過去検証の方法が分からない方
- 現状、FXが上手くいっていない方
目次
トレードルール(図解解説)

手法解説
ここでは混乱を避ける為に一貫してロング(買い)エントリーを例に説明します。
ショート(売り)エントリーの場合は、狙う相場の方向性を逆転させるだけです。
- ローソク足が20MAで反応し、レジスタンスとして機能するのを確認
- その後、ローソク足がレジスタンスとなっていた20MAを上に突き抜けるのを確認
- 一度、高値を付けたローソク足が20MAに戻って来た時にロング(買い)エントリー
これから、より勝てるようにブラッシュアップ(ルールの追加)をする予定です。
現状ではシンプルな手法となっています。
なお、エントリー判断する20MAは【20SMA】、【20EMA】のどちらか一方が反応したと判断した場合にエントリーとします。
また、1時間足が確定したタイミングで判断をします。
チャート設定について

表示させるテクニカル指標はこちらです。
ローソク足(1時間足)
20EMA、60EMA、200EMA
ボリンジャーバンド(20SMA)
決済ルールについて

損切ライン
直近の重要な安値(①の場所)
利益確定ライン
①の安値から②の高値に対し、フィボナッチリトレースメントをあてた比率161.8
エントリー時の注意点
20MAとローソク足の関係に注視が必要です。
ここが、ブレてしまうと一定のエントリーができません。

①20MAとローソク足の実体が重なってしまっている
図①の状況です。
1時間足が確定したタイミングで、20MAとローソク足が重なってしまう状況が多々あります。
この場合、20MAがレジスタンスもしくはサポートとして機能していない、と判断します。(エントリーしない)
②ヒゲ先タッチの考え方について
図②の状況です。
1時間足が確定したタイミングで、 ヒゲ先が20MAを多少超えていたとしても、この場合はレジスタンスもしくはサポートとして機能した、と判断します、(エントリーする)
これは価格が20MAを超えてしまっていても、強い『戻し』があったと判断できるからです。
③ローソク足と20MAが触れていない
図③の状況です。
1時間足が確定したタイミングで、ローソク足と20MAが触れていなければ、エントリーはしません。
検証結果について
現在、FT4を使った過去検証の第1回目が終了しました。通貨ペアはドル/円です。

結果は以上です。
改善前の手法ですので、勝率は51%でした。
しかし、リスクリワードは有利な手法ですので、改善前であっても利益率は99.60%という結果です。
つまり約3ヵ月間で資金を2倍にできる手法である事が分かりました。
とはいえ、まだ検証段階なので一時的な結論となります。
今後は、負けパターンの抽出と対策(ルールの追加)、効率的に資金を増やせる決済ルールの検証も進めていきます。

お楽しみに!!
検証ツールについて
半兵衛が使っている過去検証ツールFT4はプロトレーダーの殆どの方が利用しているものです。
なので、検証結果に関しては信頼して頂けるものではないでしょうか?
FT4をお持ちでない方は、予算内であれば検討しても良いと思います。
半兵衛は一番安いやつを使っています。今のところ十分です。
3万円くらいの高価なソフトですので、本気でFXをやる方向けですね。
実際に使ってみて感じたのは、これ無しで兼業トレーダーが成功する事は不可能だと思いました。本気でやるなら後悔しない買い物だと思います。
FT4の使い方など、需要があれば今後記事にしていこうと思います。
今後の予定している検証期間
今後は以下の期間をで過去検証をしていきます。
相場の環境が違う中で、この手法が勝ちやすいのか?負けやすいのか?を検証します。
なお検証結果によって適宜、ルールの追加と根拠も公開していこうと思います。
※2021年12月20日現在
- 2018年2月1日~2018年5月30日 ⇒過去検証終了(近日、詳細公開予定)
- 2018年9月13日~2018年12月20日 ⇒過去検証終了(近日、詳細公開予定)
- 2018年12月24日~2019年2月26日 ⇒過去検証終了(近日、詳細公開予定)
- 2019年2月28日~2019年8月2日
- 2019年9月4日~2020年1月6日
- 2020年1月8日~2020年4月7日
- 2020年6月21日~2020年12月31日