こんにちは、半兵衛です。ビジネスや投資、副業に関わる記事をブログにて発信しています。今回は、ビジネス書の読み方について記事にします。ビジネス書というものは、小説と違って、ただ読めば良いというものではありません。このテクニックを知っているかどうかで、読むのに費やす時間だけでなく、読み終わった後の成果も大きく変わってくるはずです。
半兵衛は今まで500冊以上のビジネス書を読んできました。正確に数えたら600冊近かったのですが、まぁ人より読んできたと思っています。しかし、そんな半兵衛ですが…

本を読むのが大っ嫌い!!!!!苦痛でしかない!!!!!
という人間でした(笑)もちろん今では趣味に数えられるくらい、読書に抵抗はありませんが、めっちゃ大好き!という訳ではありません。必要なら進んで読みますよ、程度。
子供の頃から『本はたくさん読んだ方が良い』と言われて来ましたが、結局は社会人になってからも上司に同じことを言われる。恐らく読まない限り、一生言われるんじゃないかって思えるくらい言われますよね(笑)
でも、やっぱり500冊以上のビジネス書を読んで思ったことは、本は絶対に読んだ方が良いという感想です。その理由も含めて記事にしていきます。
<この記事で解決できる悩み>
- ビジネス書を読みたいけど、すぐにやめてしまう。続かない。
- そもそもビジネス書を読む時間がない。
- 職場のライバルに差をつけたいけど、本を読むのは辛い。
- どうせ読むなら効率的に読みたい。
- どんなビジネス書を本を読めば良いか分からない。
この記事の目標は、『最短、最速で自分のスキルアップに繋げながら本読む』です。参考にして、みて下さい。
目次
ビジネス書・本を読むコツとは?
まずは簡単に、この記事で紹介する『最短、最速で自分のスキルアップに繋げながら本を読む』方法をまとめました。詳細は以降に詳しく書いてあります。ここで伝えたいのは肩ひじ張ってビジネス書に向き合う必要はない、という点です。読み方の固定概念を少し壊して、頭をリラックスさせてから読み進めてみて下さい。
①全部、読もうとしない!まずは目次を読め!それだけでも良いくらい!
②効率的に読むなら、電子書籍の一択!
③情報の蓄積が大事!スキルアップしたいならメモを取れ!
ビジネス書・本を読む姿勢
まず頭の中を整理しておきますが、ビジネス書の類に関しては、小説とは大きく存在目的が違っています。ビジネス書は物語ではなく、情報の集合体であって実生活において活用できなきゃ読む意味がないのです。しかも、1ページ、1ページ、1語句、1語句のすべてに情報が詰まっていますので、1冊の本には莫大な量の情報が集まっています。さて、ここで一つ質問です。

その情報量を1回読んだだけですべて記憶できますか?
殆どの方が「無理だ」と回答するでしょう。当たり前ですが、半兵衛にも無理です。むしろ、皆様以上に小さくてツルツルの脳みそなので3秒前のことすら忘れます(笑)ですが、本を読むときって一言一句逃さず読もうとしてませんか?気づいたら1ページ毎にめくって全文字読もうとしていますよね?しかも本を読む苦痛のあまり、無駄に残りのページ数を確認していてしまうって経験ありませんか?
この行為自体が無意味です。なぜなら、最初から本に書いてある情報すべてを頭の中に入れる事が不可能だからです。不思議ですが、頑張って不可能なことをしようとしているのです。まずはこの考え方を辞めましょう。
大事なのは、必要な情報を効率的にピックアップして留めておくという作業です。
せっかく貴重なお金を払った本ですから、読み飛ばしてしまうのって勿体ないですよね。気持ちは十分分かるのですが、だからといってすべての情報を頭に入れることはやっぱり無理なんです。500冊以上の本を読んできた私の経験からすれば、記憶に残らない本の方が圧倒的に多いですし、自分にとってのハズレ本というのも多くあります。
この先、読むべき本はいくらでもありますから、目の前の一冊に拘ってしまうのは、一冊の購入代金以上の損失であることを理解しましょう。
時は金也ですよ。
- 本を全ページ読もうとする固定概念を捨てよう!
- 本の中から自分に必要な情報だけ抜き取ろう!
まずは目次を読もう!本を読まないのに、内容把握する方法!
以外と目次を読んでいる人って少ないように感じます。前項でお伝えしたように、最初から最後まで本を読むことの無意味さをご理解いただけたと思いますが、逆に必ず読んで欲しい目次を読み飛ばしてしまうケースが多くみられます。
目次には本にとって大切な役割があります。この役割を理解することが出来れば、効率的に自分に必要な情報だけ抜き取ることができるようになります。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9B%AE%E6%AC%A1
目次は、書籍や論文といった比較的長い文章が一括して情報を読み出せないために、その内容を検索する際において利便性を与えるために付与される箇条書き形式のページもしくはその集まりである。情報処理分野の情報検索においてはインデックス(索引)という考えもあるが、その技術が発展する以前の印刷媒体において、経験と試行錯誤によって付与されるようになった項目の形態だといえよう。
目次ーwikipedia
wikipediaで「目次」を調べてみると、役割について上記のように書かれています。つまり、書籍に書かれている情報から自分に必要だと思われる情報だけ検索できるよう存在しているのです。
また目次は、莫大な情報量を体系的に整理されていることから、目次を読むだけで内容が理解できるようになっています。ですので、目次を読んで内容が理解できたならあまり深く読み込む必要ってないんですよね(笑)自分の職場環境で活かせそうな内容なら、具体的な部分だけ詳しく読んでみるって感じです。
逆に自分にとって魅力のない目次なのであれば、その本は読む必要がないでしょう。オススメの読み方としては、「まず目次を読む→気になった場所を補足的に読み進める」といった流れです。もちろん実際に読んでみたら前章が気になったから遡って読む、という流れも全然OKです。読む順番は読み手の自由ですからね。
つまり目次を読めば、その本が伝えたいことの全容が把握できちゃいます。その時点であなたはその本を読んだと公言して良いレベルです。
中には読み手にとって親切でない目次も存在しますので、すべての書籍でこのテクニックが使えるかというと、そうではありません。ですが、ほぼ使えると言っていいでしょう。
だいたい第1章は、筆者の体験談や自慢話、苦労話がほとんどですので、半兵衛は本当に気になった人以外は読み飛ばすことが多いですね。また、2~3章を読んで終わらせてしまう書籍も結構あります。読んでみると自分の職場環境とあまりにも違い過ぎて全く参考にならない場合がありますからね。時間の無駄ですからすぐにやめます。
- まずは目次を読もう!
- 目次の気になったところだけ本を開こう!
- 読む順番に拘らないで読もう!
- 必要ないと思ったらすぐに読むのをやめよう!
効率的に読むなら、電子書籍の一択!
私は昔、電子書籍が嫌いでした。嫌っている理由は特になく、単なる食わず嫌いなだけでした。強いて言うなら、周りから見られた時に「俺は今、本を読んでますよー。インテリでしょー。」っていう沈黙のアピールが出来ないから嫌っていたんだと思います。実際に使ってみた今では、電子書籍以外はあり得ないと思っています(笑)いや、本当に便利なんですよ。今は電子書籍で読んでみてから、コレクションに加えたいと思ったら紙媒体の書籍を買うって感じです。
また、本を読むのが苦手っていう方や、本を読む時間がないっていう方には圧倒的に電子書籍がオススメです。理由は簡単です。もしかして以下に当てはまりませんか?
- 本を読むのは苦手だけど、ツイッターやニュース記事はよく読む
- 本を読む時間はないけど、通勤時間はスマホを見てる
- 鞄から本を出すのは面倒だけど、スマホは常に手元にある
上記に当てはまる方はスマホで読める電子書籍が絶対にオススメです。そもそも、「苦手」や「時間がない」っていう理由は、〇〇と比べたら本を読むのが苦手、〇〇するから本を読む時間がない、など何かと比較して優先順位を下げてしまっている場合が多いです。
時間を捻出する考え方については、5分を意識すると人生が変わるというテーマで記事を書いていますので参考にしてみてください。
要するに、苦手意識があるなら本を読み始めるまでの工程を最低限にしましょうという話です。それなら普段から良く見ているスマホにビジネス書をぶち込むってやり方が一番、手っ取り早いです。
やっぱり、鞄から本を取り出すのって面倒くさいですもんね。しかも、しおりが挟んであるページを開いて、どこまで読んだか思い出しながら文字を追うって作業が想像するだけで抵抗あります。半兵衛もそうでしたから良く分かります。
でも電子書籍に切り替えることで、ビジネス書を読み始めるまでのハードルが一気に下がりました。しかもアプリを開けば、読み途中のページが一発で開かれる訳です。めっちゃ楽チンです。
それ以外にも電子書籍のメリットは多くあります。というか、デメリットが見当たらないんです。なぜ半兵衛は、あんなに嫌っていたのか…(笑)
- 何冊買ってもスマホ一台に収納できる。自宅の場所を取らない。
- 本屋に行く時間と交通費を節約できる。本を探すのも簡単。
- 欲しい本を取り寄せたり、取りに行く必要がない。
- SALE品が豊富で、書店よりも手頃に本を買える。
私は【kindle】という電子書籍を使っていますが、おすすめ機能や活用方法は最後にご紹介します。
- 本を読むのは苦手だけど、スマホを見る時間が多い方には電子書籍一択!
- 電子書籍は時間とお金の節約にもなる!
スキルアップしたいならメモを取れ!
ビジネス書をなぜ読もうと思ったのでしょうか?理由な様々ですが、少なくとも何かしらの分野で今の自分を変えたいと思ったのがきっかけではないでしょうか?
沢山、読んでいくと分かるのですが、1冊のビジネス書の中から記憶に残る学びっていうものは多くありません。むしろ、読み終わった後には達成感だけが残り、結局、明日から何をすれば良いんだっけ?という風になってしまうことがあります。前述しましたが、どれだけ多くの情報量を脳にインプットしようとしても、それは不可能です。
人間の記憶は、次の日に約7割忘れてしまうと言われています。これは有名な『エビングハウスの忘却曲線』というものなので、気になる方は検索してみて下さい。
ここで言いたいのは、せっかく時間を掛けて読み進めていっても、毎日7割の記憶を捨ててしまっているということです。何のために本を読んでいるか分からなくなっちゃいますよね(笑)
なので有益だと感じた部分は、メモを取る習慣をつけましょう。さらに言えばスマホのメモアプリに残しておくと、見返す機会が増えます。ノートにメモしても構いませんが、わざわざ見返す人は稀だと思います。
メモが蓄積されていくと、あなたにとって最高のメモ帳が出来上がります。これは、かけがえのない大きな財産になるでしょう。毎日、読んだって良いくらいだと思います。
目的はビジネス書を読むことではないはずです。学びをしっかりと日常に活かすことで、より良い未来を築きあげることが目的ですよね。それなら、忘れない為にしっかりと書き留めていきましょう!
- 人間は1日で約7割の記憶を失ってしまう!
- 学びは都度、書き留める習慣をつけよう!
- メモするならスマホがおすすめ!
- 読むことが目的にならないように要注意!
半兵衛が【Kindle】を使う理由&オススメ機能3選
私はビジネス書を電子書籍で読むにあたって、【kindle】の右に出るものはいないと思っています。もはや神サービスだと感じています。まずは、書籍数の豊富さがハンパない。普通に大型書店で取り寄せになるような書籍も簡単に見つけることが出来ちゃいます。読みたいなって感じた瞬間にKindleのアプリをすぐ開くイメージですね(笑)
さらには月額980円で200万冊以上が読み放題となる【Kindle Unlimited(キンドル アンリミテッド)】というサービスに加入しています。これって下手な本を1冊買うよりも安く済んでしまいますので、コスパ最強です。社会人だったら登録必須じゃない?くらいに思っています。
私生活や仕事をしている中では、漠然と〇〇を解決したいなぁと感じている訳で、常に〇〇出版の△△という本が読みたいと、特定している訳ではありませんよね?【Kindle Unlimited】であれば、200万冊以上の書籍たちが常に悩み解決のサポートしてくれる訳です。文句ばっかり言って、的確なアドバイスをくれない上司なんかよりも、よっぽど頼りになります(笑)
またビジネス書に限定した話ではありますが、【Kindle】には効率的に読んでいくのにとても便利な機能が備わっています。
おすすめ機能①:マイノート
【Kindle】は、書籍の本文をなぞるだけで、簡単にマーカーを引くことができます。しかも、マーカーを引いた部分は自動的にマイノートに蓄積されていきます。つまり、わざわざメモを取る必要がないという事ですね。
今まで半兵衛は、片手に書籍を、もう片手でスマホのメモアプリに手打ちで打ち込んでいましたから、めちゃくちゃ時短になりました。指も痛くならないし、大助かりです。
ちなみに蓄積されたマイノートを選択すると、マーカーを引いたページに一瞬で飛んでくれます。自分が重要だと感じた前後の文脈も読み返すことができるので、習熟にも効果大です。課題図書やレポート提出などアウトプットする時にも大変役に立ちます。
おすすめ機能②:目次機能
目次の重要性は、すでに前述させて頂きましたよね。【Kindle】は目次機能も、とても優秀なんです。実際に本を読み進めていると『今、この本は何を伝えようとしているんだっけ?なんでこの話の流れになっているんだっけ?』と迷子になってしまう時があります。
このような状況は、本への理解度を著しく低下させてしまう恐れがあり、非効率かつ時間の無駄になってしまいます。しかし【Kindle】であればどのページを開いていようと、わざわざ本を閉じる事なく一瞬で目次を表示させることが可能です。
目次はいわば、ロードマップです。常に自分の位置を確認することで書籍の内容を深く理解することが出来るでしょう。この機能も半兵衛にとっては必須ツールとなっています。
おすすめ機能③:検索する&コピーする
コピーの便利さにおいてはわざわざ説明する必要もないですね。コピーできるという事はとても汎用性がありますから、会社の資料作成や引用において超時短の活用が出来ます。
驚くべきは『検索』という機能です。社会人1、2年目というのはビジネス書を読んでいる際に見知らぬワードに出くわすことがあります。また中堅~ベテラン社員であっても、専門外であれば見慣れないワードに戸惑うこともあります。
この時に、読み飛ばしてしまうのはNGです。自分が知らないということは成長のチャンスであるということ。でも、わざわざアプリを閉じてから検索するのって面倒ですよね?
【Kindle】であれば、本文中の検索したいワードをなぞって『検索』を選択すれば様々な検索方法を選択できます。めちゃくちゃ便利です。これは小説を読む時にも使える便利機能です。
使わない手はないですね。
最後に
いかがでしたでしょうか?単純に本を読むというだけでも、これだけライバルと差をつけるテクニックがあるのです。本は人生を豊かにするのは間違いありません。先人たちが残してきた知識の宝庫なのです。それらを活用しない手はありませんよ。この記事を読んだ読者様がより多くの良本に出会えることを願っております。